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現地採用後の帰国について

2017.7.31

 

海外で現地採用で働く場合、日本から派遣された駐在員のように、期限がはっきり決まっているわけではないものの、かといって永住する心積もりで住んでいる訳ではないことが多いと思います。
現地の方と結婚した場合は、ずっと住むことになるかと思いますが、独身であれば、どこかの時点でそろそろ日本に帰ろうかと思うことがあるのではないでしょうか。

そしてそう思ったら、ある意味、自由に日本に帰れるのも現地採用のメリットですが、このまま現地に残るか日本に帰るか、また日本に帰ってどうするかなどに関して、今回は書いてみたいと思います。
 
海外で働いてみようと思いたつのは、20代か遅くても30代前半くらいの方が多いかと思いますが、実際に働きながら住んでみると、思っていたのと違ったので、やはり日本の方が良いと、1~2年で日本に帰る方もいるのではないでしょうか。

我慢して住んでも、自分の人生のためになるとは思いませんから、私はこれはとても賢い選択だと思います。
むしろ日本の良さがしみじみと分かったわけですから、今後は日本の生活に不満をもつことなく、ずっとエンジョイして暮らせるのではないでしょうか。
 
海外で1~2年働いて帰国することに対して、負け犬のように思ってしまう人もいるようですが、そんなことは絶対にないと思います。我慢してでもその国に残らなければならない事情が特になければ、あたかも留学のように、短期の修行を終えたと考えればよいのではないでしょうか。

なので、どうもその国が合わないなと感じたら、勤めている会社の迷惑にならないように、きりのよいところで退職して、日本に帰るのが良いと思います。
 
バルセロナに住んでいたときに知り合ったフランス人の女性が、その人はもう何年もいろいろな国に住んでいたのですが、こんなことを言っていました。

「海外に住むとね、最初の一年はその国の良いところばかりが見えて、二年目に入ると嫌なところがだんだん見えてくるものよ。どの国にも好きなところと嫌なところがあるけれど、二年住んでみて好きだと思えるところが60%以上あったら、嫌いなところがあっても、まあその国に長く住めるわね。」
 
これは私も同感です。海外で2年働いたら一度、その国のどんなところが好きでどんなところが嫌いか自問自答して、今後の方向性を決めるのが良いでしょう。
そして嫌いなところの方が好きなところよりも多かったら、やはり日本に帰った方が良い。

必ずしも日本に帰る必要はなく、別の国を試してみるという選択肢もありますが、その別の国でもやはりそうやって自問自答しながら、ずっと住むか住まないかを決めていけば良いと思います。
日本人は我慢したり苦労することが美徳とされがちですが、どうせだったら楽しく生きたいと思いませんか?
そう思うようになったのは、私がラテン系の国に長く住んでいるせいかもしれません。
 
別に2年でなくても、3年でも4年でも5年でも良いのですが、結局やはり日本に帰るという選択肢をとる理由の一つには、婚期を逃すという心配を挙げる人もいるかもしれません。

その国は好きでずっと住んでいけそうだけれど、結婚するならやはり日本人と結婚したいという人や、その国の人とはどうも縁がない、でも結婚したいという人です。
この場合、では日本に帰ればすぐ結婚出来るかと言うと、そういわけでもないのがツライところですが、「結婚する」という人生設計が出来ていることは良いことだと思います。

ただ、「結婚する」ということを目標や目的にしてしまうと、相手へのこだわりがなく失敗してしまうことにもなりかねませんから、結婚に関しては、良い人が現れたら結婚するというスタンスで構えていたほうがよいかもしれません。
そう思うのもやはり、ラテンの国に長く住んでいるせいかもしれません。
 
結婚を考えてではなく、働きながら住んだ国が、やはり馴染めなくて日本に帰る場合、帰国後の就職先を探す必要があります。最近は、海外で働いた経験がある人材を、「グローバル人材」として探す企業も増えてきているようですから、そのような求人では有利かもしれません。

ただせっかくある国に馴染めずに日本に帰ったのに、経験を買われて、結局またその国に派遣されてしまうこともあるかもしれませんね。
また、そうならないように、全く関係のない会社に応募すると、せっかくこういう経験があるのにと、敬遠されてしまうこともあるかもしれません。
 
私自身は日本に帰国して就職活動をしたことがないので、あまり適切なアドバイスは出来ませんが、いつも、日本に帰って仕事を探すことはあるかもしれないことを、頭の片隅においています。

幸い今まで住んだ国は、1ヵ国を除いて好きな面が半分以上あったので長く住んでいますが、それでも今住んでいるところに骨を埋める心積もりもないので、いつかは日本に帰るんだろうな、とぼんやり思っています。

尚好きになれなかった1ヵ国は、1年過ぎて無理だと思ったので、1年半後に会社に辞めさせてもらう旨を伝えて、2年後にその国を離れて別の国に行きました。
 
もし日本に帰って就職先を探すとしたら、恐らくその国だけでなく、周辺の国を含めた地域の情報に精通していることをアピールポイントにして、仕事を探すだろうなと思います。
日本ではまだまだ、日本人も沢山住んでいるアメリカやヨーロッパでさえも、その国の情報は海外の情報源に頼る場合が多いように思います。
それだけ、現地の情報に精通して、それをしっかり日本語で伝えられる日本人は数が少ないのではないでしょうか。
 
海外で現地採用で働く際には、その国がやはり合わずに短期間で日本に帰ることや、気に入ってある程度の期間を住んだけれども、何らかの事情で将来日本で帰る場合もあることを想定して、日本でもつぶしがきくように、住みながら現地の情報にこだわりをもって、精通できるように心がけたほうが良いと思います。

それは単に観光スポットやグルメ関係でもよいですし、交通事情、芸術関係や政治の動きを追うのもよいでしょう。
住んでいる国が好きか嫌いかに関わらず、これだけは人に負けない、というトピックで詳しくなっていると、日本に帰っても就職活動に役立つのではないかと思います。
できれば一つの国だけでなく、ヨーロッパ全体とか、東南アジア地域とか、中南米とか、地域に広げた知識をもてれば理想的です。
 
いかがでしょうか。現地の情報に関しては、私自身は政治動向の情報を追うようにしています。正直日本では政治に殆ど興味がなかったのですが、海外の政治は安定した日本の政治よりも「面白い」面があります。

国によってはへたなテレビドラマより面白かったりします。よく海外の人と話をする際に宗教と政治の話はしない方が良いと言われますが、現地の人の意見を「聞く」ことは問題ありません。

私はそうやって人の意見を聞いたり教えてもらったりしながら、ビジネスにも影響を及ぼす政治動向に、詳しくなるように努めています。

                                              

この記事を書いた人

T様

海外在住暦20年のビジネスウーマン。夢だった海外生活のため日本の勤務先を休職し、スペインに単身留学。卒業後、現地の日系グローバル企業に就職し、その後南米に転職。合計4ヶ国での勤務を経て、現在は営業管理職を務める。



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