外資系への就職や転職に必須?カバーレターの書き方を図解付きで解説します

「カバーレター」をご存じでしょうか?
カバーレターとは、外資系企業への就活や転職時、履歴書やエントリーシート(または職務経歴書)と共に提出を求められる書類の一つです。

この記事では、外資系企業への就職活動で必要なカバーレターについて図解付きで解説します。作成時の参考資料や、作成したカバーレターのチェック用に活用してください。

外資系企業はカバーレターが必要

一般的に、外資系企業へ応募する際に提出する書類は、日系企業と異なります。

日系企業への就職時:履歴書、エントリーシート
日系企業への転職時:履歴書、職務経歴書
外資系企業への就職時:レジュメ(resume)、エントリーシート、カバーレター
外資系企業への転職時:レジュメ(resume)、カバーレター

上記のように、就職・転職を問わず外資系企業ではカバーレターの提出が必須です。


レジュメは履歴書と職務経歴書の役割を兼ねた書類です。既存の履歴書と職務経歴書を流用すれば作成できますが、外資系企業の求人へ応募する際はカバーレターの提出を求められる傾向があるため、カバーレター用の記載内容を別途準備しておいた方が良いでしょう。

最初に目を通すのはカバーレター

カバーレターは英語でcover letter、いわゆる送付状にあたる書類です。書類を受け取って最初に目を通す点で日本の送付状と同じ役割を担っています。
皆様は、心理学者のSolomon Eliot Aschが実証した「初頭効果」という現象をご存じでしょうか?

第一印象でその人の印象が決まってしまう原因の一つとされており、対面だけでなくメールや手紙などの文章でも起こると考えられています。

つまり、外資系企業への就活時、書類選考においても、カバーレターの初頭効果は選考結果を左右する可能性があるということです。外資系企業に応募する際は、カバーレターでいかに自身を売り込めるかが重要になります。

カバーレターの書き方

カバーレターには、ある程度決まった書式があります。

④応募の経緯 の項目には、応募を希望している職種と応募に至った経緯を記入しましょう。難解な文章は途中で読まれなくなるおそれがあるため、最後まで読んでもらえる簡潔な文章を心がけてください。

⑤略歴 は、応募者の経歴を簡単に記入する項目です。詳細な情報はレジュメを読めばわかることから、応募先の企業や希望の職種と関連する職務経歴やキャリア(就活の場合は履修内容やインターン履歴)について、重要な情報だけを簡潔に記載すれば十分です。

⑥自己PR の項目には、レジュメに記載しない志望動機と自身のアピールポイントを記載します。その際、文章に意気込みを交えることが重要です。意欲や熱意が伝われば、レジュメを読んでもらえる可能性が高まるでしょう。

最後に、カバーレターを読んでもらえたことに対する感謝を⑦感謝の言葉 に記載しましょう。あわせて連絡先(電話番号、メールなど)や連絡の取りやすい時間帯を記載すると好印象です。

サンプルの参照がおすすめ

カバーレターは書式が定型化されているため、サンプルを参照しながら作成することをおすすめします。

キャリアクロスでは、カバーレターのサンプルを無料で提供しています。その他にも就活や転職活動で役立つ情報を発信していますので、外資系企業をお考えの方はぜひご登録ください。

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