転職を成功させるために必ず自問すべきこととは?
初めまして。NYで人生の過渡期にいる様々な方々のコーチをしております、トランジッション・コーチ(transition coach)のKayと申します。この度約10回に渡り皆様にお役に立つお話を提供させていただくことになりました。宜しくお願いします。
さて、早速ですが、皆さんが転職を考えるのはどんな時でしょうか? 人が変化を望んだり、変化に向けて行動を起こすのは、必ず次の二つの動機のどちらかに基づいていると言われています。
① 嫌なもの、不快な事象から逃れるため。
② 喜び、楽しみを追求するため。
どうですか? あなたが転職を望む理由も、究極のところこのどちらかに当てはまっているのではないでしょうか?
では、どちらの動機で転職する方が成功すると思いますか? 正解は②です。過去に苦い経験がある方ならお分かりになると思いますが、①の動機で転職しても、方向性や目的がはっきりしないまま「変化」を起こし、過渡期に突入してしまうことになるので、一時的に苦痛や憂鬱さから解放されたとしても、遅かれ早かれまた次の転職先を探すことになりかねないからです。
②の動機で転職したい方は大抵の場合、「他にやりたいことがある」、「キャリア・アップ、スキル・アップがしたい」、「もっとお給料が欲しい」といったところではないでしょうか? ですが、それだけで十分でしょうか? それだけで本当にハッピーになれるでしょうか? それだけで転職を長続きさせることが出来るでしょうか?
ここでみなさんに宿題(コーチングではこれを「コーチ・リクエスト」と言います)です。転職の動機が①の人も②の人も、次回までにこの質問を考えてみてください。
この問いについて考えること、この問いに答えることが、実はあなたの転職を成功させる第一歩なのです。
コーチKayは、起業、キャリア形成におけるコーチングを中心に、人生設計における様々な局面における判断をサポートし、夢を実現化するコーチをしていく。個人コーチ、グループコーチ、スピーカーとして活躍中。ウェビナー、グループコーチング、短期ワークショップも随時開催中。無料サンプル・コーチングセッションや各クラスのお申し込み、お問い合わせは、 transitioncoach@about.meからお願いします。スカイプでのセッションも可能です。