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株式会社リバティジャパンは、1875年に英国ロンドンで創立された歴史あるライフスタイルブランド「リバティ(Liberty)」の日本法人であり、英国LIBERTY Ltd.(Liberty Investment Limited)の100%子会社として1988年5月に設立されました。同社は、世界的に高い知名度を誇る「リバティプリント」を中心とした高品質なテキスタイル(ファブリック)の日本国内における生産および卸売事業、さらにリバティ生地を用いた魅力的なギフト雑貨の卸売や、サブライセンス事業などを多角的に展開しています。
英国のロンドン・ソーホーに本拠を置くリバティ社は、創業者アーサー・ラセンビィ・リバティが東洋の美術工芸品やファブリックを紹介する小さなお店を開いたことからその歩みを始めました。1890年代にはアヴァンギャルドなテキスタイルデザインの代名詞となり、1920年代には絹のような美しい光沢と柔らかな手触り、優れたドレープ性を兼ね備えた上質な綿素材「タナローン」を開発したことで、ファブリックブランドとしての地位を不動のものとしました。現在もロンドンの社内デザインチームが手描きや絵付けによって毎年数百種類もの新作デザインを生み出し続けています。
日本法人である株式会社リバティジャパンは、この英国の豊かな伝統と芸術的資産を受け継ぎながら、日本の市場特性やニーズに最適化されたビジネスを行っています。特に国内のプリント生地業界においてリバティブランドの認知度は圧倒的であり、日本国内で流通するリバティプリント生地はすべて同社が管理・供給しているため、市場における独自の競争優位性を確立しています(実質的な競合他社が存在しません)。主な取引先には、大手優良アパレル企業や百貨店、セレクトショップ、高級専門店、そして全国の手芸小売店などが挙げられ、服飾からインテリア、生活雑貨にいたるまで幅広い分野で同社のファブリックが採用されています。さらに、近年では著名なキャラクター(サンリオなど)や、大手グローバルアパレルブランドとのコラボレーション、雑誌のノベルティ企画などにも積極的に取り組んでおり、世代を超えて愛されるブランドとしての認知を拡大し続けています。
また、同社は組織や環境のアップデートにも注力しています。2025年にはブランド創業150周年を記念し、大阪・関西万博の英国パビリオンにてエキシビションを開催するなどグローバルな注目を集めました。国内においては、2026年2月に本社オフィスを従来の東京・恵比寿からアパレルの中心地である渋谷区千駄ヶ谷へと移転。新オフィスには、1980年代から日本でリプロダクトされてきた貴重な生地を保管する「アーカイブ室」を新たに開設しました。これにより、過去の膨大なデザイン資産を取引先へ直接提案できる体制を整え、共創による新しい価値創造を推進しています。少人数ながらも英国本社と緊密に連携し、グローバルかつアットホームな環境のなかで、伝統を守りながらも常に新しい挑戦を続ける企業です。