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ジェリクル株式会社は、東京大学大学院工学系研究科の酒井崇匡教授らが発明した、世界最高水準のハイドロゲル技術「Tetra-PEGゲル(テトラゲル)」の社会実装を目的に設立されたバイオベンチャーです。
従来のハイドロゲルは、構造が不均一で物性の制御が困難という課題を抱えていましたが、同社のテトラゲルは、均一な網目構造を持つことで、固まる速さ、硬さ、体内での分解期間、膨潤率といったあらゆる物理的・化学的性質を精密かつ数学的に設計・コントロールすることが可能です。この「ゲルの精密制御」という世界屈指の技術力こそが、同社の最大の強みです。
同社が掲げるビジョンは「Gel Medicine(ゲル・メディスン)」の確立です。生体に近い組成を持ち、注射で患部に注入できるというゲルの特性を最大限に活かし、低侵襲で高度な治療の実現を目指しています。現在、止血剤や癒着防止材、眼科手術補助剤といった医療機器のほか、神経再生を促す革新的な再生医療材料、薬物放出を制御するDDS(ドラッグデリバリーシステム)など、多岐にわたるプロジェクトを同時並行で進めています。
ビジネスモデルにおいては、一般的なバイオベンチャーとは一線を画す「プラットフォーム型アライアンスモデル」を採用しています。一つの新薬開発に社運をかけるハイリスクな形態ではなく、自社の基盤技術(テトラゲル)をプラットフォームとして提供し、大手製薬企業や医療機器メーカー、化学メーカーと共同開発を行うことで、着実かつ迅速な事業成長を実現しています。実際に、丸石製薬やアース製薬、三洋化成工業、森永製菓など、多様な業界のトッププレイヤーと提携を結んでおり、その応用範囲は医療の枠を超え、農業用の保水材や工業用の新素材、食品の食感改良などにも広がっています。
また、同社はベンチャーキャピタル等からの外部資金調達に依存せず、公的助成金や企業との共同開発資金を主軸とした「堅実経営」を貫いている点でも注目を集めています。2021年の「ICCサミット リアルテック・カタパルト」での優勝をはじめ、J-Startupへの選定、世界的なアクセラレーターであるBerkeley SkyDeckへの採択など、国内外で極めて高い評価を得ています。「ゲルですべての病気を治す」という壮大な目標に向け、少数精鋭のプロフェッショナル集団として、世界の医療と産業にパラダイムシフトを起こそうとしています。