CHENG CHUNG DESIGN CO., LTD.

CCD / Cheng Chung Design (CCD/鄭中設計) は、1994年に著名なデザイナーであるジョー・チェン（Joe Cheng）氏によって香港で設立された、世界的なインテリアデザインおよびコンサルタント会社です。特に国際的なホスピタリティデザインの分野で世界をリードしており、その高いデザイン性は国際的に認められています。

CCDの最も顕著な実績として、米国の権威あるインテリアデザイン誌が発表する「世界のホスピタリティデザイン会社トップ10」において、2022年に世界第1位に輝いたことが挙げられます。また、インテリアデザイン業界で最も栄誉ある賞とされる「ゴールドキー賞（Gold Key Award for Excellence in Hospitality Design）」をはじめ、これまでに100を超える国際的なデザイン賞を受賞しており、ホスピタリティデザイン分野で世界初のグランドスラムを達成した中国系デザイナーチームとしても知られています。

同社の強みは、グローバルな視点と多分野にわたる専門知識を融合させたデザインにあります。香港をヘッドクォーターとし、深圳、北京、上海の他、ロンドン、東京、シンガポール、ニューヨーク、ドバイといった主要都市にオフィスを構え、多様な文化背景を持つ501〜1000名規模の専門家チームを結集しています。彼らが追求するのは、東洋の美学と西洋の造形を融合させたデザイン哲学であり、単なる美しさだけではなく、文化的な背景や機能的なニーズを満たす、没入感のある空間体験をクライアントに提供することです。

CCDの提供するサービスは多岐にわたります。ホスピタリティデザインを核としつつ、予備計画コンサルティング、インテリア設計、アートワークコンサルティング（CCD/WOWU）、家具・備品（FF&E）のデザインと調達、さらには専門的なMEP（機械・電気・配管）デザイン（TCD）、照明デザイン（CLD）、環境サイネージ・サイン計画（ATG BEYOND）まで、フルサイクルのソリューションを提供しています。近年は、世界トップクラスのホテルグループ、フォーチュン500企業、政府機関、文化施設などを顧客とし、高級ホテル、リゾート、商業複合施設、文化空間、プレミアムレジデンス、企業本社など、様々なスケールのインテリアデザインプロジェクトを手掛けています。

設立から30年近くを経て、「デザイン、技術、アート、ライフスタイル」を統合したクリエイティブなエコシステムを構築しており、UCD、WOWU Art Consultancy、RARITAG Technology、CCD·ENSUE HOMEなどのサブブランドを展開しています。特にRARITAGが開発したインテリジェントマテリアルプラットフォーム「IDEAFUSION」を通じて、未来志向のオートクチュールなデザインパラダイムを追求し、アート、テクノロジー、生活美学を融合させることで、デザインの可能性を常に拡張し続けています。