情報技術を活用した機械製品の新機能や新サービスの企画、それに必要な技術開発や試作、構想実現に向けた推進

【求人No NJB2115126】
■職務内容
研究所内の技術者だけでなく、時には機種固有の技術者、営業、インフラ開発部門、共同研究先や外注先など様々な立場の関係者と協議し、新機能やサービスの構想を描き、その実現困難性を技術課題として表現、問題解決のアイデアやシナリオ、期待する到達レベル、予算、期間を見積り、プロジェクト提案、予算獲得して実行する。

プロジェクト規模は、研究所メンバ２・３名と必要に応じて外部協業、期間は半年・１年程度で区切る事が多い。複数のプロジェクト兼任もある。部分問題だけではなく、構想全体の実現を目指す目線や周辺技術に対するモチベーションが必要。対象事業を限定しないが、最近では建設機械、プラント、治療装置、プレス機、船舶など。

■部門のミッション
機械メーカーの目線で、機械学習・統計的推定、マルチメディア信号処理、マルチモーダルデータ分析、多変量時系列データ分析、現場データ分析・可視化をコア技術とし、製品の差別化機能開発を担う。

機械の状態や動き、周辺環境、関わる人などをデータ化するセンシング、収集したデータを価値ある情報に変える分析や認識のアルゴリズム設計、将来有望な新技術への着目と導入評価、それらを新機能やサービスとして具体化するアプリケーション構想、デモンストレーションのための試作実装など、幅広く対応する。

■出張頻度・出張先
出張やテレワーク頻度はプロジェクトや個人による。出張は全国の事業所、試験場、製品エンドユーザの現場、学会や展示会など。機種により真夏や真冬の屋外、高所などもある。プロジェクトリーダー層はメンバや他部署関係者との対話や議論、他プロジェクトとの交流も重視し、出社率は高い傾向。フレックス活用は日常的。深夜残や休日出勤はほぼない。

■当業務の魅力
製品の種類やそれに関わる必要技術の種類が多く、様々な知見や技術、専門性をもった人材が社内にいる。いっぽう個人のカバー範囲が広い。
技術的に最先端でなくとも、構想実現力で貢献できる機種もある。いっぽう最先端技術であっても、当社製品にどう役に立てられるのか、構想を求められる。
原理検証から製品搭載まで、終始関わる事ができる。いっぽう開発後期においては品質、コスト、納期の実現も要求も強くなる。

■キャリアステップイメージ
入社直後は、既存のプロジェクトにメンバとして参加し、プロジェクトの起案、ゲートレビュー、完了までの、業務プロセスを経験する。5年後以降は、プロジェクトリーダーとして後輩を育成しながら、自身の企画構想を実現する。