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海外勤務での子育てについて

2017.8.21

 

海外勤務を考えたり希望している方は、独身とは限らないでしょう。既に結婚して子供もいる方や、シングルマザーやシングルファザーの方もいるかもしれません。そんな方のために、今回は海外での子育てについてお話します。
 
海外で子育てをする際に一番頭を悩ますのが、面倒をみてくれる人や教育、交友関係でしょう。これは海外だけでなく、日本国内の地方への転勤でも頭を悩ます問題かもしれません。

子供が小さいうちは、奥さん・旦那さんが面倒をみるかと思いますが、海外や地方では、いざというときに頼りになる自分や配偶者の、家族や親戚はいません。子連れの単身や、子供をおいて夫婦で出かける必要がある時は、他人に任せることになります。
 
貧富の差が大きい発展途上国の場合は、お手伝いさんを安く雇えますから、子供の世話はお手伝いさんを頼ることになるでしょう。雇い主がいない間に、子供を虐待していた海外のお手伝いさんが話題になったことがあり、他人に大事な子供を任せて大丈夫だろうかと心配な人もいるかと思いますが、お手伝いさんはみな悪い人ではありません。良いお手伝いさんに当たると、子供もへたしたら親以上に懐いてくれるので、安心して仕事が出来る、心強い味方になります。
 
そんなお手伝いさんを見つけて選ぶポイントを、何点か紹介しましょう。

①既に日本人の家庭で働いたことがある人を選ぶ。

日本人駐在員で帰国することになった人などから、紹介してもらうのがオススメです。また大使館員などは治安の面からも身元のしっかりした人しか雇いませんから、ツテがあれば大使館員のご家族に紹介してもらうのも良いでしょう。

②自分の子供と同じくらいの歳の子供がいる人を避ける。

どんなに良い人でも、他人の子供よりは自分の子供の方が可愛いのが実情でしょう。それに小さな自分の子供が急病になったときなど、来てもらえない事態が生じることもあります。自分の子供は既にもう大きくなっている年配の方ですと、子育ての経験もあって安心ですし、また子供が好きなのに子供がいない方も、自分の子供のように可愛がってくれることもあります。

③物怖じしない、しっかりしたお手伝いさんを選ぶ。

お手伝いさんは普通裕福ではありませんが、裕福ではなくても卑屈にならず物怖じしないで、お金持ちの人、修理屋さん、アパートの管理人、配達の人などと堂々と話せたり交渉できる人を選びましょう。普段の生活でトラブルも多い電話の敷設、大型家具の配達、水まわりの修理など、自ら関わって仕切ってくれる方は、本当に助かります。またお給料を他のお手伝いさんよりも少し多めに払ったり、洋服などをプレゼントしたりして、気持ちよく働いてもらうことが大切です。

④明るいお手伝いさんを選ぶ。

どんなに勤勉で優しい方でも、あまり暗い人は避けた方が良いでしょう。子供が一緒にいる時間が長いお手伝いさんが明るいと、子供も明るく育ちます。
 
私は海外で出産して子育てをしていますが、お手伝いさんには本当に恵まれていて、いつも助けられています。赤ちゃんを触ったこともなかった私に、オムツの替え方やミルクのあげ方、お風呂の入れ方を教えてくれたのはお手伝いさんでした。引越しして国が変わっても、折に触れてメールをくれたり、いまだに子供にちょっとしたTシャツなどを郵送してくれるお手伝いさんもいます。

このようなお手伝いさんたちはいつも口をそろえて、その国の奥さんのところで働くよりも、日本人や外国人のところで働く方がよいと言います。日本人はお手伝いさんを使うのに慣れていないこともあり、お手伝いさんに対して敬意をもって接し、お金もあまりケチらずに払いますが、現地人の雇い主ですと、高飛車に命令されたりするので良い気がしないようです。良い気がしないと、子供に優しくできなくなってしまうでしょう。
 
先進国の場合は、子供の面倒もみてくれるお手伝いさんはとても高くて私は雇えませんが、シッターさんを頼む場合も、上記のポイントは参考に出来るのではないでしょうか。
 
次に子供の学校ですが、これも発展途上国の場合は、現地のエリート校系列のところを勧められたりしますが、そのような国のエリート校というのは、ただ単にお金持ちの子女が行く学校という場合が多いです。授業料が高い学校は、お金をかけているだけあって設備も整っており、先生のレベルも高いことは高いですが、生徒のレベルが高いとは限りません。

お金がお金を生む発展途上国では、米国のようなアメリカンドリームはなく、お金持ちは代々お金持ちです。皆がそうとは限りませんが、そのような家庭の子供は子供のうちから使用人や低所得層を見下すような子が多いからです。なので、授業料のレベルで中~上くらいのところが無難かもしれません。
 
また保育園、幼稚園、そして学校を選ぶ時は、子供も一緒に連れて行って子供が気に入るところを選ぶのが良いでしょう。子供は小さければ小さい程、何らかのエネルギーを感じる力が強いようです。大人がみて良いと思ったところでも、子供は何かを感じて嫌がることがあります。

また親が見て、いま一つと思うようなところでも、子供の目が輝いて、輪のなかに入って行くようなところは、結果的には当たりとなる場合が多いです。これは、お手伝いさんを選ぶ時にも当てはまるでしょう。
 
子供の交友関係も気になりますが、日本でも一般的な友人との「お泊り会」も、親戚がいない海外生活では必要な経験になると思います。お泊りさせることに抵抗がない家庭と親しくなって、自分も積極的に子供の友人を家に泊まらせてあげると、子供も楽しい時間を過ごすことができるはずです。
 
もちろんご自身の教育方針や、その国の滞在期間が比較的短期の場合は、日本人学校を選び、友人も日本人の子供となることもありますが、出来ればせっかくなので、その国の子供だけでなく他の外国人もいるようなインターナショナルスクールに通わせることができると、子供の人格にも幅がでると思います。

ただいずれにしても、その国に連れて行くこと自体が親の都合や勝手になってしまうので、お手伝いさんや学校や友人も親の押し付けでなく、小さなうちから子供の意見を聞いて尊重することで、子供の自立心形成にもつなげた方がよいでしょう。
 
いかがでしたでしょうか?
海外での子育ては大変な面もありますが、子供にとっては貴重な経験です。これは日本にいても同じですが、子供は親の背中を見ながら成長します。親が安心して仕事が出来る環境にないと、子供も罪の意識を感じてしまいますが、逆に親が安心してのびのび働いていると、子供ものびのび育ちます。

環境さえしっかり整えれば、子供はほっといても育つものだとういうことも頭に入れて、あまり神経質にならないようにすることも大切です。日本の将来を変えていくグローバル日本人が、一人でも多く育って欲しいですね。

                                              

この記事を書いた人

T様

海外在住暦20年のビジネスウーマン。夢だった海外生活のため日本の勤務先を休職し、スペインに単身留学。卒業後、現地の日系グローバル企業に就職し、その後南米に転職。合計4ヶ国での勤務を経て、現在は営業管理職を務める。



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