経済学者は、勿論経済について研究しますが、一口に経済と言ってもそれは多岐に渡ります。天然資源、消費者支出、商品・サービスの流通、エネルギー費、金利、国際貿易はその一部です。
大部分の経済学者は、経済政策の戦略的な履行について取り組み、保険会社、銀行、証券会社などの企業、業界・産業団体、労働組合、政府組織などの団体へ様々な提案をします。
数学的なモデルを利用し、ビジネスサイクルの傾向とその長さ、特定のインフレ率が経済に与える影響、課税立法が失業率に与える影響などを予測するプログラムを作成します。
経済学者は、政府のあらゆる領域で活躍しています。例えば、米商務省では外国製品の生産、分配、消費高を分析しており、労働統計局では、価格、給与、就業率、生産力、安全衛生など国内経済に関する情報を分析しています。
研究結果に関して報告書を作成することは、経済学者の仕事の中で重要な部分を占めています。業務はスケジュールに基づいており、しばしば一人でコンピューターを駆使し報告書や統計資料を作成します。しかし研究チームの一員であることもあります。
経済学者として最も必要な能力は、複雑な情報を総合的に扱い、分析できることです。経済モデルはその複雑さで知られており、それら複雑な数式は経済学に不可欠です。経済学者になるにはそれらを理解していなくてはなりません。
また数字や統計に強く、研究作業に長けていなくてはなりません。一人で研究を進め問題の解決を図る必要がある為、忍耐力と粘り強さも備えていなくてはなりません。
経済学者は、複雑な情報をまとめ、明瞭、且つ簡潔に説明できる必要があります。
リサーチアシスタント、業務、マネジメント・トレーニー、マーケティング・インタビューワーなど、エントリーレベルでの就職を考える方は、経済学での学士号は応募資格として最適です。
政府、業界団体、研究機関、マーケティング、コンサルティング会社で働くにしても、修士号を取得した経済学者やマーケティング・リサーチアナリストは、より責任のある研究職、管理職に就職する機会に恵まれます。
修士課程では、高度な経済理論、計量経済学、国際経済学、労働経済学など様々な専門分野を学ぶことができます。生徒は自分の興味のある専門分野に強い大学を進学先として選ぶ必要があります。
多くの企業が経済分析を外部へ依頼している為、調査、テスト、コンサルティング会社など、民間産業での就職機会は非常に大きなものがあります。複雑化するグローバル経済は経済学者に対する需要に拍車をかけています。