学芸員の仕事は多岐にわたります。展示の企画やカタログ作り、技術者や修復士と一緒に所蔵品の管理・保管・修復をします。さらには、ミュージアムツアー、ワークショップ、レクチャーや教室など、学校や一般向けのプログラムの計画や方針を管理するために様々な役員会と協力しなくてはなりません。
これらに加えて、所蔵品に関係する調査もします。
学芸員は主に、彫刻、織物や絵画といった文化や歴史、産業、また自然科学に関わるものを取り扱います。
企画に対する補助金や資金調達などの募集活動への参加もますます重要になってきます。
時には、管理や経営上の責任を持つ学芸員もいます。そのためには経営学、広報、マーケティングや資金繰りの知識が求められることでしょう。また、電子データベースを使えるようにパソコンスキルも兼ね備えていなくてはいけません。
インターネット上に情報を公開することが多いので、デジタルイメージやスキャン技術、著作権侵害についての知識も必要になります。
展示会の構成を考えたり、小さなミュージアムでは展示会を作ったり、展示品の復元を自ら行います。
学芸員になるためには、最低4年制大学で美術・博物館に関する科目を履修しますが、修士号を取得しているものも少なくないようです。実務経験をつんだ後、文部科学省から認定を受けます。
学芸員が不足している美術館や博物館が多いようです。